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めんたいこの「無着色」と「無添加」って何が違うの?


無添加とは?
最近は食品だけに限らず、衣料品や洗剤など多種多様なものに「無添加」と書いてあるものが世の中にたくさんありますよね。
三楽のめんたいこの「無添加」は、「食品添加物 無添加」というものになります。
ただ「無添加」と書いているだけではなく、「食品添加物 無添加」とあえて書いてあるのには訳があるんです。
公正取引委員会の見解によると、
・「消費者は辛子めんたいこの購入に際し添加物の使用の有無を商品選択の重要な判断事項としていることから、食品添加物(合成添加物、天然添加物を問わず一切の添加物)が使用されている場合は、『無添加』又はこれと同様な表示は行ってはならない。」
・「無添加」表示においては、食品添加物が一切使用されていない事を意味することから、消費者に対してその旨を明確にし誤認を無くすため、「無添加」表示に併せて「食品添加物を使用していない」等の表示をしなければなりません。
(※全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会資料より)
と少し難しい感じで書いてありますが、
簡単にいうと、「何が、どうなのか」ときちんと明示しなさいと無添加には決まっているということ。
こうした決まりに基づき、食品添加物が無添加な「きわめんたい」には、「食品添加物 無添加」と少し長い名前を商品に付けてお知らせをしています。
無着色とは?
「無添加」についてはお分かりいただけたかと思いますが、「無着色」という表記のめんたいこもよく見かけます。
三楽の「天拝」も「無着色辛子めんたいこ」というものになります。
多くの方は、めんたいことは「赤いもの」と思われているでしょう。
食欲を増す「赤」と、赤唐辛子の「赤」により、めんたいこ=「赤」というイメージが出来上がっていると思います。
めんたいこを赤くするため、近年では着色料の「赤」を使用することが一般的となっています。
単純な赤唐辛子の「赤」であれば、表面に赤唐辛子がたっぷりとついています。
しかし、最近ではこのタイプのめんたいこは、ほぼ見かけなくなりました。
この「着色料を使っていません」という意味で書いてあるのが、「無着色」という表記なんです。
「無添加」と「無着色」は違うという事がお分かりいただけたでしょうか?
実際どの様に色が違うのか比較
<無着色と無添加の色の違い>
左⇒無着色タラコ 右⇒きわめんたい
きわめんたいは黒糖を使用しているため、特に黒くなっています。
ちょっと細かい雑学になりますが、三楽を通して博多の名物「めんたいこ」を知って貰えるとうれしいです。