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無添加辛子明太子「きわめんたい」誕生ストーリー
三楽の無添加明太子「きわめんたい」は、
どのような背景と想いから生まれたのか。
食卓の「選べる喜び」を知っているから
私は幼少期、ひどいアトピー性皮膚炎に悩まされていました。 特に冬は関節や首、顔を血が出るまでかきむしり、痛痒い日々。 薬を飲み、薬を塗り、それでも治まらない毎日でした。
体質改善のために食事制限が始まり、 「みんなと同じものが食べられない」 という現実に、小さな私は戸惑っていました。
だからこそ、今でも強く思うのです。 食べるものを選べることは、それだけで幸せなのだと。
明太子屋としての使命
原材料表示を見ると、多くの商品に食品添加物が並んでいる。 もちろん基準を守って使われているものです。 私はそれを否定する立場ではありませんし、理解して使用しています。
しかし、 「なるべく添加物を避けたい」と考える方がいることも、 私自身の経験から知っていました。
ならば―― 選択肢の一つとして、無添加の明太子を作れないだろうか。
三楽における無添加の定義については、 無添加明太子とは? で詳しく解説しています。
無添加への挑戦
食品添加物を使わないと決めた瞬間から、 開発は簡単ではありませんでした。
特に「甘味」。 私は、美味しさの土台は甘味にあると考えています。 しかし無添加で理想の甘味を持つ素材は、 なかなか見つかりませんでした。
他の素材は3か月ほどで揃いました。 しかし肝心の甘味が決まらない。 開発は暗礁に乗り上げました。
福岡・朝倉の黒糖との出会い
味の土台となる甘味を何度も探し、何度も断られ、 もう無いのではないかと思いかけた頃。
福岡県朝倉市で丁寧に作られている「三奈木の黒糖」と出会いました。 筑後川の流れる自然豊かな土地で、昔ながらの製法を守りながら作られている黒糖です。 食品添加物を一切使用していません。
口にした瞬間、雑味を含んだ奥行きのある甘味が広がりました。 これだ、と直感しました。
福岡・朝倉の風土が育てた三奈木の黒糖との出会いが、 開発を大きく前進させました。
96時間熟成、出汁が香る味設計
鰹と昆布の合わせ出汁。味の広がりと旨味が、タラコ本来の持ち味をより一層引き立てます。 さらに鰹粉末を加え、香りも味わいの一つ。
このきわめんたい特製の調味液に付け込み、 味の浸透具合を都度チェックしながら 96時間じっくりと熟成。
辛さと塩味は抑えめ。 出汁が主役の、毎日食べられる明太子に仕上げました。
なぜ黒いのか
着色料や発色剤を使用していません。 さらに福岡・朝倉の自然の中で作られる黒糖を使用しているため、 自然な色味になっています。
無添加と無着色は似ているようで意味が異なります。 それぞれの違いについては 無添加と無着色の違い で詳しく解説しています。
見た目よりも、素材そのものを大切に。 それが、きわめんたいの姿です。
食卓に笑顔を届けたい
冷蔵庫に「きわめんたい」があるだけで、 食卓は少し豊かになります。
食べる人も、作る人も、 安心して笑顔になれる。
その一皿を、これからも作り続けます。